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面白い面白い面白いぞー!いやー、エエモン見せてもろたわー。ゲイの監督の撮ったゲイの映画だからか(あんまりそこばかり気にしてもよくないと思うけど)すごく人間関係、というか人と人との距離感を繊細に、丁寧に表現していました。それに主役三人を始めとする出演者の演技、そして話の流れの自然さ。普通、こういうある種特殊な設定の話だと、それを「飛び道具」的に大げさに扱うような気がしますが、ホンット自然。抑えた感じのユーモアもいい感じでした。それにしても、この映画のテーマはある意味革命的、というか挑戦的ですね。ゲイが自分らしく生きていくためには、偏見の目とだけでなく、一夫一婦を当然の前提とした既存の家族制度、そしてそれを基盤に成り立っている社会そのものとも闘わなくてはいけないのでしょう。ゲイでない人も、これからは人間関係というものを根本から見直し、家族や社会といった様々なレヴェルの「共同体」というものを再構築する必要があるのではないでしょうか?(←うおお、なんか俺、インテリみてえ、しかも自分で書いてて意味がよくわかんねえぞ)まあ、とにかくいい映画でした。ここまでいいとこちらも欲が出てしまいます。あの後の、続きが観たい!ぜひ続編(もしくは続編的新作)を!!
【ぐるぐる】さん 10点(2003-03-26 18:24:01)(良:1票)
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