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《ネタバレ》 全体的な雰囲気は悪くないんですけどね。真面目に作ってるし、演技も迫真だし。だけど、どうにもついていけない、、、。南極は太陽が昇ったままで、一面真っ白のいわば別の惑星のような世界。そこで過酷な冒険を続けていると、だんだんと精神が病んでいくというのもわからなくはないんだけど、例えば最初にイギリス探検隊の日誌を見つけて、その日誌がなにか意味を持っているかというとそうでもなく、単におかしくなる発端にすぎないわけです。アイテムとして全くの無意味なんですよ。「南極に潜む得体の知れないなにか」のような映像もあるんだけど、それもまた思わせぶりにすぎない。どれもこれも思わせぶりなだけで、そういう要素を一つ一つ剥がしていったら残ったのは独りよがりなおっさんの暴走。隊長の過去のトラウマが、南極と言う極限状態で増幅されて変になったんだと思うけど、正直見ているこっちとしては、こんな意志薄弱な奴らが到達不能点を目指そうとするなよ、て思っちゃった。
【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-06-03 00:02:33)
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