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《ネタバレ》 おのれ堤幸彦め、、、顔に似合わずこんなにいい映画を作りおって、、、(笑)。いやぁ、本当に素直にいい映画だったと思います。こういう良作を見ると、改めて映画の持つ有意義性というものを感じます。人を共感させてナンボ、たくさんの人を共感させて、よりよい社会規範を作っていく。渡辺謙も樋口可南子も、凄くよかったと思うし、特に大滝秀治は本当にいい味出してた。さすがは大御所ですね。こういう、誰にでも降り掛かってくるお話というのは、とても考えさせられる。ラストは本当に印象深い。萩原朔太郎の名言から。「幸福人とは、過去の自分の生涯から満足だけを記憶している人々であり、不幸人とは、それの反対を記憶している人々である」佐伯雅行は、まぎれもなく幸福であったであろうことは、最後の湯のみが教えてくれています。
【あろえりーな】さん [地上波(邦画)] 8点(2007-07-02 02:10:47)
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