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《ネタバレ》 ものすごく評価に困る作品ですね、、、(笑)。アイドル映画ではあるんだけど、案外シリアスだったりもしますしね。一人の女子高生が、わけあってヤクザの組長になってしまうという、序盤の展開は笑えたのですが、中盤はそういうコメディ的要素もなく登場人物が殺されちゃったりするし、まぐわうシーンも出てきますから、言うならばアイドル的なものやコメディ性と、シリアスさや残酷さをドッキングさせてるみたいな、珍しいスタイルなんですよね。だから評価に困る。全編に渡って長回しや遠景から撮ったシーンが多く、このへんは相米監督の作家性なんだなと感じます。たぶん、無駄にショットを割るよりも1シーン1カットのほうが生き生きとした演技を見せられるからだと思うんですが、そういったところもまたアイドル映画らしくない点で、変わっているなと思うんです。まぎれもない商業映画なのに、実験性が垣間みれるという、ね。まぁいずれにせよ、一番衝撃的だったのはマシンガンをぶっ放すシーンではなく、星泉がブリッジして登場する最初のシーンでしょうね(笑)。
【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-04-27 01:41:40)
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