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《ネタバレ》 う~ん、個人的にはいまいちピンとこなかったですねぇ。国内でのクーデターを真面目に扱った作品なんて今じゃ観る事も無いのでその点は興味深かったのですが、自衛隊を国軍にするために、伝統と秩序をとり戻す為に、国民を人質にとって目的を達成しようとするというのがどうにも非現実的で、なおかつその主張が台詞にもあったように「軍国主義に酔っているだけ」で実に空虚。彼らの主張に共感が持てればぐんと面白くなったと思うんですけどね。70年代だったら、これでも現実味があったのかな。そしてまた例の三角関係も物語を面白くしているようには思えず、むしろいらないのではないかとすら感じる。派閥争いの政治家、総理の私生活、三国の拷問シーンなど、ダーティな雰囲気は巧く描かれていたとは思うが。
【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-10-10 20:58:09)
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