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熊井啓監督の作品意図としては、この年に起きたひとつの(あまりにも有名な)事件を記録しておきたかったに他ならない。それほどに“冤罪”というテーマは彼にとって魅力あるものなのだろう。が、しかしその描き方は通り一遍だし、どのシーンをとってみても印象はあまりにも希薄だ。それは今までにTVのドキュメンタリーや特番などでさんざん報道されてきたことを、単になぞっているだけに過ぎないからである。だからそこから何ら新しく喚起されるものも生まれてこないし、ましてや感動などあるはずもない。
【ドラえもん】さん 6点(2001-04-08 18:46:43)
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