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母の死(人間の死)というものがまだよく理解出来ない幼い少女ポネット。母に会いたいが為にひたすら神様に懇願するポネットの健気な姿が何とも哀しい。やがて願いがかない、ポネットの前に母が現れる。母は「自分を大切にしなさい。そして神から与えられた人生をいっぱい楽しみなさい。」と、彼女に生きていくことを諭して消えていく。子供が死と遭遇し、死を見つめることにより苦しみ、やがて神を知りそして人生を知る。誰しもが成長する過程において、決して避けては通れない問いかけを詩的に描いた、これは紛れもない名作だ。
【ドラえもん】さん 8点(2001-10-11 01:23:50)
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