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レビュー情報
ブライアン・デ・パルマ監督の映像には、映画的表現という言葉がいかにも似つかわしく、彼が描き続ける「愛」と「恐怖」という二つのテーマはただひたすら美しく、そして恐ろしい。特にこの作品はその最たるものとして記憶に残る。中でも冒頭のシャワー・シーンでの初潮の血のイメージや、クライマックスの阿鼻叫喚の前段の、バケツに入った血がキャリーの頭上から降り注ぐまでのスローモーションの効果などは、改めて映画でしか表現しえないものと痛感させられる。ラストの“ビックリ”はこの作品から流行りだした。
【ドラえもん】さん 8点(2000-11-18 23:48:55)
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