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戦争シーンは凄いの一言!映像もさる事ながら、恐怖の演出は、さすがスピルバーグ!と思わせる。それだけでも高得点を与えたい気持ちは解かるが、テーマが戦争なだけに中身も重視したい。最初、2人兄弟だったら死んでもいいのか?一人っ子だったら母親の悲しみは軽いのか?などと思って見ていたが、スマイル・ぺコさんの言うようにこの作戦自体が愚かな戦争の象徴だと思う。アメリカ万歳というよりむしろ当時のアメリカと戦争をこき下ろした映画だと思う。ただアメリカ至上主義だとかアメリカ万歳と捉える人がいる以上、その意図は伝わりきれていない。その一番の原因はラストの現代のシーンのような気がする。今を生きることが一番大切であることは間違いないし感謝する気持ちも大切なのは解かるが、戦争の無情さがラストで伝わってこなければ、あの作戦を美談ととられてもしょうがないような気がする。
【R&A】さん 6点(2003-08-06 13:04:52)(良:1票)
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