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《ネタバレ》 前半のインパクトは実に強力でした。榊原るみ(当時50歳)の、とどまるところを知らないほど発散されまくる、生活感に満ちた中年の色気。青年が「ただ座っているだけ」だからこそ強調される存在感。そしてその青年が実在するかしないかもはっきりしない寸止めの展開がもたらす浮遊感。しかし後半は、不必要に脱線するシーンは重なり、台詞は説明的になり、描写は観念的になっていってしまいました。我慢できなかったのかなというか、ネタが尽きてしまったのかなというか。
【Olias】さん [DVD(邦画)] 5点(2023-11-08 00:11:35)
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