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《ネタバレ》 いかにも、こんなん作りましたという「お話」で、脚本は都合のいいこじつけの連続。教訓めいたことや、内心の気持ちをべらべらべらべら、まあよく全部台詞でしゃべること。また、モノローグにして、話をすすめるのにもほどがある。ボブ・ゲイル(バック・トゥ・ザ・フューチャーの脚本家)さん、頼むよ。また、芸達者な脇役陣に囲まれ、まったく風采の上がらない主役の男。この役者(役柄)にまったく魅力が感じられない。22歳。弁護士夫妻の息子で、父の趣味の押し付けで、赤いスポーツカーを買ってもらい、でも、自分は絵をやりたくて・・・そこまではわかる。名作「卒業」の設定を活かそうとしているのだろうが、とにかく、この主人公、最後まで占い玉みたいなものに、決断をゆだね、(最後の最後に捨てるが)私からはまったく成長しているようには見えない。ラスト、ちょっと父親に反抗してみました。みたいな。という。う~ん。浅い、浅すぎるぞ。この話、ほかの脚本家ならもっと面白くなったかも。残念。
【ムーチン】さん 3点(2004-07-23 23:37:20)(良:1票)
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