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《ネタバレ》 雪の中で見つかった少女の死体、と状況や死因などに色々と謎の多い事件という感じですが、顛末はそれほど複雑なものではなく寧ろ痴話喧嘩の類という平凡なもの。しかし作品全体から漂う空気感、ネイティブ・アメリカンを取り巻く複雑な状況などとても重苦しい作品でした。
事件そのものが事実というよりは、行方不明者の下りが事実、という感じがしますが、それにつけても、異様な状況で、作中のような行為があるとすればそれは作り物よりもよっぽど恐ろしいと思いました。 ジェレミー・レナーの偏屈なハンターやエリザベス・オルセンのいかにもアカデミックな捜査官の凸凹コンビは、モルダー&スカリーのような「安定感」はありませんが、これはこれでよかったと思いますし、ラストの、決してハッピーエンドとは言い切れない余韻もとてもよかったです。 【クリムゾン・キング】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-09-20 00:16:27)
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