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《ネタバレ》 米公式Twitter(現X)のやらかしで違う意味で有名になってしまった作品ですが普通に面白かったです。グレタ・ガーウィグの作品が好きというのもあるでしょうが。
バービーランドの非現実的な描写はあまり気にならずに「現実世界」とのうまい描き分けがなされていたし、序盤にケンが感じていることやバービーランドでの男の扱いも「でもこれって現実世界での女性も同じだよね」という感じで嫌味などなく自然な感じでした。 社会での女性の地位と女性進出というテーマですが「結局男って女の子にチヤホヤされたくて格好つけてバカな生き物なんよねw」という点を見事についてる点や「仕切るのって全然楽しくない(でも見栄っ張りだからしないといけない)」っていう男の8割方にグサグサ刺さるセリフがあって「それなーw」という感じでした。 でもちゃんと非現実の世界でも「変化」を許容できるようになる展開や自分らしさとか関係なくて自分は自分ということを言っていてフェミニズム云々とか抜きにちゃんとそうした点を描いていて良かったですし、何より散々いいこと言っておいてラストよっぽど前を向いた感動の話を用意してるんだろうなーと思わせておいて「婦人科に来ました!」で、「そう来るかw」と思い、最後まで皮肉が利いてるぜ!と思わずにはいられませんでした。 【クリムゾン・キング】さん [映画館(吹替)] 7点(2023-08-13 21:40:08)
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