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広大な紫禁城や途方もない数の臣下など、中国ってのはやはりでかい。さすが華の中の華=中華思想のもつ国ですな。かつては世界を統括するほどの強大な力を持った大帝国だけに、その衰退もどことなく物悲しいもので、その大帝国の最後の皇帝、宣統帝・溥儀ってのは運命に弄ばれたなんと哀れな人物でしょう。その溥儀を演じるジョン・ローンも、彼の家庭教師を演じるピーター・オトゥールも、皆が皆役にはまった深みのある演技をしているし、ぐいぐいと引き込まれるストーリー展開など、長さを感じさせない演出などはすばらしいです。
【クリムゾン・キング】さん 7点(2004-01-10 03:12:00)
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