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《ネタバレ》 今から50年以上も前の作品なので今の視点でどうこう言うのは結構酷な話です。
それを承知であえて言えば、ミステリアンの占拠範囲が実に小ぢんまりしていたり、造詣が出来損ないの何とかレンジャーみたいだったり、秘密兵器の数々が結構腰砕けな形だったり、実際にはあんまり役に立っていないジャン、と、どんどん出てきてしまいます。 しかし、そうした点はあるにしろ、結構作り手は真面目に作っており、見所は結構多い作品でした。 ミニチュアセットによる村の崩落や大洪水シーンなどは、確かに作りもの感はありますがなかなかの臨場感がありますし、自衛隊の砲撃シーンや敵円盤兵器と戦闘機との闘いも結構迫力あります。 また、ミステリアンがしゃべる際、日本語と同時に意味不明な低音を被せて翻訳しているように演出しているのも結構芸が細かい。 そして、他の方も仰っていますが、敵要塞内のセットは確かに、禁断の惑星に迫る造形美を誇っているのではないかと思います。 時代が進んでしまったためにバカ映画のような体裁に思えてしまいますが、結構気合入れて作ってある、見所の多い作品だと思います。 【クリムゾン・キング】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-07-11 04:20:19)(良:1票)
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