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個人的には,WWⅡものの戦争映画は大歓迎である。今時と言われるかもしれないが,デジタルな近代戦と違い,何かしら戦いの美学とか男のダンディズムなどといったものがそこはかとなく漂っており,見る者の胸を熱くしたものである。そういった意味でも本作品への期待はいやが上にも高まった。実は,最初ドイツ海軍が主役と思いきや,休暇中のダンスパーティーのシーン(「メンフィス・ベル」を思い出したのは私だけ?)が出てきたので米海軍と分かり,ちょっと拍子抜け。そして主役のマシュー・マコノヒーを見て少々がっかり。潜水艦の副長というよりSFアクションの悪役といった感じで,あまり感情移入ができなかった。ストーリーの進行は,緊迫感があって良かったと思うが,やはり潜水艦ものは,当然のことだが爆雷対魚雷にしかならない,と改めて感じた。今時珍しい骨太な男のドラマだったことは大いに評価したい。(登場した航空機は,イスパノエンジン装着のMe109EとPBYカタリナでしょうか?知っておられる方,教えてください。)
【koshi】さん 7点(2001-10-19 19:14:25)
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