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気合いは十分ですよね。これ以上ないと言わんばかりに。とにかく,あの怪物が最後まで,やられてもやられても姿形を変えて出現してくる。言わんとすることはわかるつもりだし,それに異論を唱えるつもりは全くないけれども,はっきり言ってくどすぎた感があります。だから,見終わっても案外心に残らない作品となってしまいました。宮崎作品の最高峰?はっきり言って「ラピュタ」「トトロ」「魔女の宅急便」の方がずっと平易な内容で(当たり前だけど),5年前の「豚」の完成度の足元にも及ばないものとなってしまいました。スペクタクルに走るのは別に悪いとは思いませんが,以前認められた宮崎作品ならではの味が,小手先の技術によって損なわれたような気がしてなりません。「千と千尋」に期待。
【koshi】さん 4点(2001-11-25 20:12:55)
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