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モーガン・フリーマンが公開当時に『自分が役者として駆け出しの頃は悪役ばかりやっていた、だから悪役の演技が特に上手くなったよ、役者にとって悪役には悪役の魅力があるんだよ』と言っていたのを思い出しました。ただ確かに昔は悪役のスペシャリストだったかもしれないけど『ドライビング・ミス・デイジー』や『ショーシャンクの空に』以降はモーガン・フリーマンを見ると良い人のイメージがぬぐい切れません、優れた演技力以上に俳優にとってイメージはとても大事なんだなと改めて実感しました。この映画の主人公を演じたクリスチャン・スレーターだって幅広いジャンルをこなせる優れた演技力を持ちながら個性というか華というものが不足していたのか、もう一回り大きく成長出来なかった気がします。『トゥルー・ロマンス』しかり、『ブロークン・アロー』しかり、作品としては観ればソコソコ面白いんだけどね。
【眼力王】さん [地上波(吹替)] 5点(2006-11-02 22:49:45)
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