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冒頭、不気味な音楽に続いて聞こえて来る金属音、音楽の一部と思ったら実はブランコの音。こんな感じで、映画全編にわたり、効果音が音楽の一部になり、音楽が効果音の一部になるという、味のある演出。音楽担当はゼンゼン知らん人だけど。さて本作、56年のドン・シーゲル版よりもオカルトチックな感じを強め、後半はほとんどゾンビもののようなノリ。人面犬までゲスト出演。すばらしい。いささか演出過剰な部分もあり、気品には欠けるが、舞台が都会になった分、スケールアップ。シーゲル版よりもさらに一歩、私の好きな(禁断の)領域に近づいたと言えましょう。
【鱗歌】さん 8点(2004-07-04 14:55:56)
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