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《ネタバレ》 普通のサスペンス映画なら、か弱き女性主人公が、ヘンタイ男に付きまとわれ、襲われ、逃げ回る、ってところ。しかし本作は、主人公がムキムキ大男で、付きまとってくる逆上女を、パンチ一発で撃退してしまうという・・・。いやはや。
露骨なネタバレ、どうもすみません。 それにしても、これぞまさにイーストウッド・パンチ。彼の必殺技のひとつとなりました(ホンマかいな)。 しかしこの、男が女に襲われるという逆パターンに加え、その主人公がなかなかにいい加減なヤツでちっとも同情できない、ってのが新機軸。そういう主人公を監督自身がふてぶてしくも自信満々、演じてる。サスペンス一辺倒ではなく、音楽を巧みに・・・ではなくって全面的に取り入れているのがユニークで、雰囲気出してます。主人公とストーカー女を音楽が繋いでいるだけではなく、途中、音楽祭の場面ではもはやサスペンスそっちのけ。映画の寄り道。 あと、電話も重要な役割を演じておりました。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-08-25 20:51:10)
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