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ヒップホップ好きという点でかなり点が甘くなってます。「パニック・ルーム」では出し切れていないフォレスト・ウィテカーの巧さが出ていると思う(この人、演技巧いと思うんだけどなァ・・・)設定から想像する職人的な暗殺シーンは「COLD LAMPIN' FLAVOR」というPUBLIC ENEMYの曲が流れる洗面所の場面くらいで、あとは「レオン」より大人しいです。デブの巨漢が屋上でポン刀振り回して陶酔し、合間合間に葉隠れの一説(読んだ事無いから本当にそういう文面なのかわからん)が入るという、やはり観る人を選ぶ映画。このサイトにはクレジットされてないジャームッシュの処女作「パーマネント・バケーション」の時からの免疫が無けりゃもっと低い点数つけてただろうな。まぁ、時代がああいう映画を流行で見させてくれたってのもあるけど。(この監督の作風ってジャズとヒップホップに共通する、ベースラインに音をノセていく方法を映像構築に使ってるんじゃないかな。漠然と緩急乏しい表現に思えるのはそのせいのような気が・・・)オレがドンパチ、お色気、お涙頂戴に飽きるといつも助けてくれる映画のひとつ。
【シュールなサンタ】さん 9点(2003-03-06 11:53:31)
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