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《ネタバレ》 疲れた・・ジョーカーの毒気にヤラれっぱなしの二時間半でした。
ヒース・レージャーのジョーカーは評判以上の素晴らしさ、 彼の存在感あっての映画とも言えます。 彼の起こす犯罪で事態が悪化し、終盤近くでレイチェルの身に最悪の悲劇が起こりますが 不謹慎ながら『うわぁここまで悪化してどう収拾が付くのか』とジョーカーの行動にハラハラ興奮してしまいました。 気になった点は、検事デントがジョーカーの策略で顔半分焼かれツーフェイスになり 悪に染まるという流れですけど、彼は悪に染まったと言うより、 ただ自分達をハメた裏切り者を復讐してるだけで 彼の本質はあまり変貌してないように思いました(ジョーカーばりに狂気に目覚めていればさらに救いがなく良かったと思いました。) 最後にバットマンはジョーカーを殺さず明確な決着は付けられてません。 ジョーカーは生き残り、バットマン側は検事デント偽りの『正義』の看板を掲げ バットマン自ら罪を被り、辛うじてゴッサムシティが保たれる結末ですが そこはジョーカーに試合で勝って勝負に負けた感が強く、後味はあまりいいものではないので、もしかしてジョーカーとの完全決着の続編とか見越しての結末だったのかなぁと少し考えました(ヒース亡き後、それは不可能でしょうが・・ 冷静に考えれば8点あたりかなぁと思ったのですがヒースのあの素晴らしい存在感に 興奮し、なかなか収まらないのでもう彼の名演にプラス1点の9点にします。 【まりん】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-31 19:15:02)
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