ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲 の まりん さんのクチコミ・感想

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ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲 の まりん さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲
製作国
上映時間106分
劇場公開日 2010-05-01
ジャンルアクション,SF,コメディ,シリーズもの
レビュー情報
《ネタバレ》 前作のゼブラーマンはしがない学校の先生が趣味のゼブラーマンのコスプレから次第に正義の味方として変貌遂げる過程を独特の世界観とユーモアで見せていて、なかなか楽しめたのですが・・続篇となる今作ですが、まず前作をあらゆる意味でメチャクチャに破壊したと言っていい程の仕上がりでした。誉めたいのは仲里依紗のゼブラクイーンのぶっ飛んだビジュアルと素振りは見事でしたので俄然、期待していたのですけど・・まぁゼブラシティ諸々のトンデモ成り立ちエピソードはまだ許容範囲でした。しかし重要な設定のはずのゼブラタイムは最初は面白い設定だなぁと思ったら特に後半、活かされる事もなく放ったらかし・・。今回は見た目の雰囲気を覗けば至ってシリアスに展開されていて、観てる私は『ああっ今回はそういう感じね』と思っていました。しかし時折、差し込まれる実写版『ヤッターマン』で見られた下らない『お笑い』シーンが今までの流れをズバンと断ち切るほど不自然でことごとく滑っていました・・特にクライマックス近辺のギャグ等はうすら寒さはピークになり失笑しまくりでした。『STOP AIDS』の英語字幕は開いた口が塞がらず、ラストの風船ゼブラーマンはギャグで誤魔化したという印象・・かっこ悪い。『ヤッターマン』はまだ、あの悪ふざけギャグが世界観に合っていたので私はさほど違和感を感じなかったのですがそのままの流れで、あのギャグを入れても今回の『ゼブラーマン』の世界観には根本的に合わないのではないかと感じました。前作のコミカルな所のバランスはかなりいい塩梅だったんだなぁと思いました。冴えない先生が世間では冷遇されているけどゼブラーマンになれば変われるという展開が楽しかったのに・・今回の哀川翔の主役は記憶喪失という設定ですけどキャラ自体が『カラッポ』で何も魅力がなく完全にゼブラクイーンのキャラ任せの映画でした・・ぶっ飛んだ設定やキャラは嫌いじゃないんですけど諸々のバランスがわずかでも取れてないと簡単に瓦解するものなのだなと思いました。役者達の熱演を無にしたとしか思えない出来に残念です。
まりんさん [映画館(邦画)] 3点(2010-05-06 23:54:32)
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投稿日付邦題コメント平均点
2013-11-10清須会議7レビュー5.79点
2013-10-06R1002レビュー2.28点
2013-09-21エリジウム7レビュー5.72点
2013-09-14許されざる者(2013)8レビュー5.48点
2013-09-08共喰い8レビュー5.87点
2013-08-31マン・オブ・スティール7レビュー6.50点
2013-08-26ガッチャマン2レビュー2.13点
2011-04-04漫才ギャング2レビュー4.94点
2011-02-13あしたのジョー(2010)5レビュー5.40点
2011-01-23宇宙戦艦ヤマト 復活篇2レビュー2.58点
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