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《ネタバレ》 原作は少ししかまだ読んでいないので比較は出来ないですが
この映画の登場人物の全身漲るドロドロの負のパワーといいましょうか終始、すごい毒気を覆われたようでクタクタになりました。 展開も殆どダレる事無くテンポ良く進みますが油断すると付いて行けなくなるくらいでした。 ラスト近くですべての真相が判明する下りのデスの狂ったような動揺ぶりは観てる方も頭がゴチャゴチャになるくらい凄まじく揺さぶられました。 エンディングは原作者の土屋氏が言われた通り全くハッピーエンドには見えず。 これからも緩やかに苦しみが続くのだろういう予感が伝わりました。 そして毎回、思う事ですが韓国の役者はなんて顔がいいのだろうか・・主役のチェ・ミンシクの彫りの深くギラッとした凄まじい眼光にあの壮絶な演技が加わってしまい、もう日本のにわか役者どもでは太刀打ち不可能です。敵役のユ・ジテの冷酷と狂気が静かに伝わり、笑顔も恐ろしかったです。ミド役のカン・ヘジョンは可愛らしい上、体当たりの熱演で全く主役と同等の存在感を保ち見事でした。仮に日本でオールドボーイが作られたら三流Vシネにウブ毛が生えたような出来にしかならなかったのでは?・・はぁ・・ 【まりん】さん 8点(2004-11-07 15:24:08)
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