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本作のように、実在上の変質的な殺人鬼を主人公にした映画というのは珍しいのではないだろうか。そういった意味では、ずいぶん異色な恐怖映画だと思う。殺人鬼ピーター・キュルテンを演じたピーター・ローレの演技が秀逸かつ印象的で、とくに暗黒街の住民に裁かれる中、自己の異常心理を告白するシーンには鬼気迫るものがあった。その他にも、少女に声をかけたり、ビル内で逃げ回る等、緊迫する場面が数多く脳裡に焼き付いている。それだけ記憶に残るということは、犯罪恐怖映画として優れており古典となるべく作品なんでしょう。
【光りやまねこ】さん 8点(2003-06-22 20:12:39)
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