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レビュー情報
日本が誇るアクションパニック映画の最高傑作!! いかにも東映らしい荒々しい作風で、見応え満点の映画となっている。特撮は、旧国鉄に協力して貰えなかったらしいが、この年代にしては良く出来ていると思う。とくに指令本部の内部の様子など。さらに、正面衝突を避けるため、下り新幹線を反対車線に移す場面もなかなかの緊迫感。その他にも、手に汗握る場面も数多く用意されており、最後の最後まで観客をクギ付けにする。また、高倉健演じる爆弾犯の人間ドラマとしても秀逸で、彼を慕う2人の部下との絆を絡めながら、日本の下請け零細企業の悲しい現実をも漂わせていた。そのことが単なるパニック物に終らせておらず、哀切を極めたラストシークエンスと共に記憶に残る見事な作品となっている。
【光りやまねこ】さん 10点(2003-07-27 00:05:19)(良:2票)
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