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レビュー情報
この当時、大繁殖した怪獣ものとは違い一線を画しているこの大魔神シリーズ。マンネリ化を避けるため、あの手この手と趣向を変え工夫と努力のあとが随所に見られます。雪山という舞台設定はもちろんのこと、とくに大魔神の温もりを感じさせる演出とか。ただ勧善懲悪、子供の味方という位置付けが、この作品で明確になってしまった。よって、この3作目で潔く身を引いたのは正しい判断だったと思います。ところで下の方と同じになりますが、この3作目は個人的に思い入れがあります。それは鶴吉を演じている二宮秀樹が主人公という事です。私が小学生の低学年であったこの頃、少し年上だった彼はマグマ大使のガム役で活躍しており、不思議な中性的魅力を持ったヒーローでした。そんな彼のスクリーン登場には大変驚かされたのを覚えています。大魔神3部作は間違いなく永久保存版ですね。
【光りやまねこ】さん 8点(2003-05-17 11:22:37)
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