雲ながるる果てに(1953) の 光りやまねこ さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ク行
 > 雲ながるる果てに(1953)
 > 光りやまねこさんのレビュー
雲ながるる果てに(1953) の 光りやまねこ さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 雲ながるる果てに(1953)
製作国
上映時間101分
劇場公開日 1953-06-09
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
悲しい。悲し過ぎる映画です。戦争の不条理などという生易しいことばなんかでは、とうてい言い表わせられない。この決して忘れてはならない歴史的事実を、家城巳代治監督はヒューマンタッチな演出で見事描き切っている。「雨降って今日一日を生きのびる」一刻も早くお国の為に散って奇跡を起こしたい…否、生きたい。生と死の間で揺れ動く様子が、この一句で端的に表わされている。ラストの鶴田浩二演じる大滝のナレーション。「ぼくの大好きなすべての人、なつかしい山河、そして平和な日本、それを思い浮べながら死んでゆきます」は、悲し過ぎて生涯忘れられそうにありませんよ。本当に。
光りやまねこさん 10点(2003-12-05 21:24:23)(良:3票)
光りやまねこ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2007-08-19タクシードライバー(1976)8レビュー7.41点
史上最大の作戦7レビュー6.77点
2007-07-20ヴィレッジ(2004)7レビュー6.06点
2007-07-20宇宙戦争(2005)6レビュー5.89点
2007-05-18オリヴァ・ツイスト(1948)10レビュー6.25点
2007-05-18第十七捕虜収容所6レビュー7.50点
2007-02-17ALWAYS 三丁目の夕日9レビュー7.15点
2007-01-30キング・コング(2005)7レビュー6.91点
2007-01-30クイーン・コング2レビュー4.05点
2006-12-26東京原発4レビュー6.49点
雲ながるる果てに(1953)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS