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レビュー情報
エドガー・アラン・ポーの短編を、仏・伊を代表する3人の監督によって映画化した3話からなるオムニバスです。3話とも独特な映像美と世界観を醸し出しており、幻想物、怪奇物が好きな方にはぜひお薦めです! ! 第1話「黒馬の哭く館」はストーリー自体が退屈なので、じゃじゃ馬役を演じているジェーン・フォンダの妖艶さばかりが記憶に残ってしまった。しかし世紀末漂う映像美は捨てがたい。第2話「影を殺した男」は個人的に気に入っている作品。サイコドラマとも受け取れる奇怪なストーリー展開と、冷酷なウィリアム・ウィルソンを演じている名優アラン・ドロンが絶品。カメラワークも特筆もの。第3話「悪魔の首飾り」は終始ひんやりした映像が秀逸で、夏の夜に見るにはピッタリの作品。後半、テレンス・スタンプ演じる主人公が、深夜の街をスポーツカーで疾走するシーンは悪夢でうなされそう。そしてラストに、あの少女が…。ゾゾゾのゾ~~。
【光りやまねこ】さん 9点(2003-07-07 14:54:08)
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