リクルート の ちゃか さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > リ行
 > リクルート
 > ちゃかさんのレビュー
リクルート の ちゃか さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 リクルート
製作国
上映時間115分
劇場公開日 2004-01-17
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,スパイもの
レビュー情報
《ネタバレ》 最後まで引き込まれて鑑賞した。ラストも良かった。でも最後が少し分かりにくいのがもったいない。結局アイス9が本物だったのか否か、そもそもアルパーチーノは何をしたかったのか、自信を持って説明できる人はあまりいないような、でもそれは鑑賞者の理解力の問題だけではなさそうだ。分かりやすいように表現されてないし、解らせようという程の正解ももともと持ち合わせていないような気もする。とするとダメ映画じゃん、となるが、そこはアルパチーノの演技でねじ伏せられるのである。最初からパチーノが悪者なのは分かり切っているし、賢者ぶった大人がどのようにして破滅の一途を辿るかが見物なのだ。予想を裏切らずパチーノは気持ち良い程に潔くも悪くも破滅していった。でもそれでいいじゃないかと納得するのがもったいない。で、自分なりの解釈をしますと、バーク教官(パチーノ)は金にも名誉にもならないCIAで何十年も働いてきたが、ファームの教官として山奥に閉じ込められているその不満から、若者をスカウトしては破滅させる事に生きがいを感じるようになった。レイラとザックはNOCに任命され、アイス9を秘密裏に持ち出せというCIAの訓練を遂行していた。そこにクレイトンをはめようとするバーク。クレイトンが暴走して三人とも共倒れすればしてやったりだ。しかしクレイトンはレイラを最後まで信じていた(愛だ)。アイス9は偽物だった。クレイトンがスパルタカスへ接続出来ないことからそう判断している。本物だったらクレイトンを使って略奪させ、売って金もうけするという事もあろうが、偽物だとすると金目的ではない。自分が満足のいかない立場に追いやられ、その立場を逆に悪用した反逆者の話。ケレイトンがファームを首になったというのはバークのでっち上げ。クレイトンの父は元NOCで、1990年に名誉の死を遂げた★だった。これでいいでしょうか。
ちゃかさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-02-26 15:41:06)
ちゃか さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-25遊星からの物体X7レビュー7.70点
2024-04-22シャイロックの子供たち7レビュー6.11点
2024-04-21恐怖の報酬【オリジナル完全版】9レビュー7.55点
2024-04-16親切なクムジャさん6レビュー5.71点
2024-04-1020センチュリー・ウーマン7レビュー6.78点
2024-03-29海の上のピアニスト8レビュー6.94点
2024-03-29フィフス・エレメント7レビュー5.16点
2024-03-25ギャング・オブ・ニューヨーク6レビュー5.03点
2024-03-25モリコーネ 映画が恋した音楽家8レビュー7.87点
2024-03-21マレーナ7レビュー6.51点
リクルートのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS