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《ネタバレ》 ジム・キャリーってば、またなんて気の毒な役を…と思って見たら、意外にも感動的で良かった。エド・ハリス扮する番組Pはトゥルーマンの一生を演出し、彼の死をもってエンディングを迎えようという意気込みでした。それが視聴者に一番喜ばれる番組の形と思って。と同時にトゥルーマンのことをまだ産まれぬ胎児のように扱っていたのではないでしょうか。出口から外界に出たときがまさに、彼の誕生なのです。Pも視聴者も、今母体から産み落とされたかのように喜んでいるのも理解できます。最後は、演出されてきた「今までの人生」という番組を、初めて自分の言葉でエンディング出来た事が素敵で泣けました。実際こんな話があったら大問題だが、平凡でちょっとおちゃめなトゥルーマンというキャラはジム・キャリーにぴったりで、SFチックなラブコメディーに仕上がっていると思う。
【ちゃか】さん 9点(2003-09-09 14:41:17)
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