| 作品情報
レビュー情報
この映画はアメリカ公開時、マスコミから「下品」「猥雑」などさんざんに叩かれたようですが、確かに直接的な情交場面などがあったりするわけでもないのに、始終モノクロフィルムに好色なフィルターがかけられたような艶があって、ピューリタンな目からは正視に耐えない作品であったのもまぁ肯けるところです。さて、この作品で際だった存在感を漂わせているのがキム・ノヴァク。豊満な肉体美で娼婦の艶やかさと純真さではじけています。ワイルダーとダイヤモンドらしいシチュエーションをいかした脚本も健在です。しかし同じ題材でもルビッチならもっとサラッと粋に描いただろうな~という想像をやたらに喚起する作品でもあるのです。
【彦馬】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-27 12:59:16)
彦馬 さんの 最近のクチコミ・感想
|