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226事件の映画ではあるが主役は青年将校ではなく黒幕とされた北一輝の映画。自分の思想が自分を離れ一人歩きしていく、思想に煽られた青年将校たちに対しブレーキをかける事ができず、その思想に対して責任を取らされる。一度放たれた思想は死ぬまで責任を持たなくてはならないのだろうか?北一輝の思想を聞いてもそれほど突飛な思想でもなく、社会主義者なのに226のせいで右翼と思われる変わった人でもある。映画としては面白い構図が見られるし、ラストシーンも印象的でなかなかいいです。
【亜流派 十五郎】さん 7点(2004-11-18 18:50:29)(良:1票)
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