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《ネタバレ》 昨今の日本映画のキーワードは”東京タワー”と斜陽の”炭鉱”でしょうか?昭和30年代から40年代初めあたりの薫りが世代を超えてみなの琴線に触れるのか?リリー一家の物語よりは樹木一家の物語を見ている気分になってしまう、が肝は大事なオイシイところをさらっていくオトンでしょうか。東京へ行ってからのオカンとリリーの恋人や友人との接点に濃密さが感じられず、映画をみただけではオカンの求心力、存在がさして感じられなかった。東京でのオカンと周りの人々をもっと描いた方が面白かったのではないだろうか?あと恋人・松たか子が完全に浮いていた気がする、伊藤歩のほうがハマッたんじゃなかろうか?
【亜流派 十五郎】さん [映画館(邦画)] 3点(2007-05-18 09:34:23)
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