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米国国防長官まで務めたマクナマラという人間の告白として、彼がここで語らなければ知る事が出来なかった事を知れたという意味では評価せざるを得ないのかな。キューバ危機やベトナム戦争について語る彼は冷静に見る事が出来るが、太平洋戦争について語る彼に対しては複雑な心境でした。如何に効果的に相手にダメージを与えるかという考えから、東京を始めとする日本中の都市の無差別空襲、広島・長崎の原爆、これら市民に対する無差別大量虐殺を戦争に負けていたら戦争犯罪人となっていたと認める彼。彼を認めたくない部分と認めざるをえない部分、それが戦争なんだと改めて感じさせられた。
【亜流派 十五郎】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-19 19:51:40)
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