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《ネタバレ》 私は浅田さんの原作を読んでから映画を観ました。かなり原作から外しましたね。大野千明と斉藤一は原作では聞かれる方でした。それと伊藤一派を新撰組が襲撃する場面はまったく史実を無視した物で残念でした。演出上しかたないのでしょうがいくつか上記のような原作無視・史実無視があり、それだけがマイナスですね。みなさんが指摘する吉村貫一郎の死の前の長い台詞。これだけは原作に忠実でした。私はこのシーンでじーんと来ましたよ。彼がその死まで表に出すことのなかった感情がここで全て吐き出された。いいシーンじゃないですか。でも人の好みがありますので、このシーンが嫌だという人がいるのもわかります。衣装については「御法度」に比べればまだいいでしよ?役者の名演がマイナス面をカバーしたとも言えますね。
【RYOU】さん 8点(2003-07-28 13:56:47)
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