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レビュー情報
《ネタバレ》 イーグルスやジャクソン・ブラウンなどのアサイラム系音楽が好きなので、以前から観たいと思っていた一作。プロデューサーの一人であるアーヴィング・エイゾフは、元々そのアサイラム・レーベルのプロデューサーである。音楽と映画の抱き合わせ商法は、本作が先駆けか?本編はノーテンキな青春コメディで、ストーリーも何もあったもんじゃないのだが、ぶつ切りの構成を音楽でつなぐ手法で、最後まで観れてしまうのが凄いところ。当時MTVが黎明期だったこともあり、意外とエポックメイキングな作品として、評価が高いのだ。キャストも豪華だしね。結構無茶やってるのに悲壮感がないのは、時代のせいもあるだろうが、これはやはり脚本のキャメロン・クロウにして為せる技なのであろう。「エリザベス・タウン」などを観ると、あまり成長していない気もするが、いずれにしても作品の随所に見え隠れするヒューマニズムとスウィートさが、他のエロ青春バカコメディと一線を画するところだろう。フィービー・ケイツは今どうしているのだろう?
【わいえす】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-09-13 23:04:13)(良:1票)
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