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いつ戦端が開かれてもおかしくないキューバの米軍駐屯地、その最前線で常に死と隣合わせの海兵隊。常に極限状態で最善の判断を求められる司令官。その状況で判断を狂わせてしまったニコルソンもある意味国家による被害者と言えるのではなかろうか?そして状況証拠しかないのに道徳的感情(?)で初法廷に立つクルーズ。最後のニコルソンから自白を引き出すシーンはディベートでよく使う矛盾点を突く手法で、答えが見えてしまっていたのだが、それでもクルーズとニコルソンの迫真の演技で見入ってしまった。被告2名の不名誉除隊は「どんな極限状態でも戦闘と殺人は違う」というメッセージ。しかし、この作品が舞台劇の映画化とは知らなかった。法廷シーンは確かに舞台劇そのもの。
【さとし@快投乱打】さん 9点(2003-05-31 11:24:04)
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