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《ネタバレ》 原作のゲームは未プレイ。この手の作品で126分もやらせてもらえるとは原作のファンらしい監督も嬉しかったでしょう。退廃し暗く陰湿な廃墟の街並みや生理的にいやーな動きのクリーチャーなどビジュアル的によく出来ている。大分大掛かりなセットを組んだようでかなり雰囲気出てましたね。 三角頭のゴツイ人の皮剥いで殺すやり方はなかなか新鮮だった。でも皮って脆そうだけどね。アンナの面の皮は厚そうでしたが、全体的に厚かったのかな? 「子供にとって母親は神様」。善と悪に分かれていた娘は異世界で、神である母親と二人で幸せに暮らすのかな。母親にとってはいまいちアレなようだけど解釈の仕方もイロイロありそうですね。過去の世界、現在、霧に包まれた世界、そして闇。上手くまとめて交じり合ってたな。さすがマニアな監督だわ。 日本はPG-12で公開しているけど甘いんじゃないのかなぁ?ラスト付近の火炙りと有刺鉄線(関係ないですが有刺鉄線に突っ込んだコトありますけど、洒落にならん痛さです。)のシーンは小学生には保護者同伴程度じゃ不味いと思うけどね。現実社会もありえないような事件が頻繁に起こっているし、ゲームの世界もレイティングが厳しくなってきている。映倫よ、お飾りじゃないんならしっかりやれ。
【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-07-21 01:22:38)(良:1票)
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