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序盤はエキストラや端役が物凄いしょっぱく、世界各国に配給が決まっていると聞いていたので、また日本の恥を晒すのかと思いましたが、主要キャストが出て来てからは無難に回ってくれて多少ホッとしました。ただ頭脳明晰、スポーツ万能、世界を変える強い信念と強靭な精神力を持ち合わせた完璧主義のキャラクターであった月が、いまいち行き当りばったりな上、ヘナチョコ風で魅力半減。おまけに字が下手で萎え萎えでした。 原作にはいないオリジナルキャラを出すと大体が破綻をきたすワケですが、月の信念を表現するに当り、今作の詩織はなかなか筋に合っていて良かったかな。まぁおかげでナオミが薄っぺらくなりましたが。 リュークは日本映画のCGらしく案の定安っぽくて陰影が妙でした。死神は見たコト無いのでなんとも言えませんが、生物(?)らしく出来ないならWETAとかILMとか大手に発注しようとは思わないのかね?もしくはもっと海外に出て学んでくるなりしないと日本のVFXは世界に措いて行かれる一方なんだけどなぁ。既にかなり後方なんだけど。 後編と合わせて一本の評価としたいところですが結末は如何に。
【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 5点(2006-06-21 22:53:01)(良:1票)
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