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戦後の高度成長期にウマい事やったんだろうなぁ、と思わせる田舎の成金趣味の家に生まれた男の少年期から中年期までのお話。相変わらず随所に「毒」があり「死」がすぐ間近に感じられる作風だった。生死は表裏一ってのは一貫してますね。 自由気ままに思うように創作活動する真知寿とそれを支える妻幸子。売れようが売れまいが好きな事をしている映画監督北野武とそのファンという図式にもはまるかな。描写がいろんな解釈をすることが出来るので好きに解釈してみるのも楽しいかと。 天才と馬鹿(天才と狂気など色々ありますけど)は紙一重といいますね。一般的には結局お金がついてくれば天才(成功)なんでしょうけど本人にとっては好きな事を出来ていれば取るに足らないことなんでしょうね。振り回される方はまいっちゃうけど。
【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-09-26 23:37:47)
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