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《ネタバレ》 原作既読。今の日本のVFXレベルでは実写は無謀としか思えない『GANTZ』でしたが、ソッチ方面は少なめだしアングルや陰影で多少は上手く誤魔化せていたかな。でも転送シーンは案の定残念な出来だった。 三度の戦闘があり概ね原作通りの流れになっていますが、上辺だけなぞっただけですね。ネギ星人戦で追い詰められた玄野がヒーローであった少年期を思い出しスーツの凄さにも触れネギ星人を圧倒する。それが、次戦の田中星人戦でスーツを忘れてきてしまい生身で戦わなければならなくなるという恐怖、絶望感も無い。星人も弱すぎるし数も少なくて不条理なモノに巻き込まれ、圧倒的なモノに蹂躙される絶望的な状況が全く無く残念。軽薄で性格に難のある玄野が加藤の正義感に感化され変わっていくのも薄かったな。 全体的にかなり原作を薄めた感はアリアリだったが邪悪丸出しの西だけは良かったかな。パート2は完全オリジナルになるっぽいけど、どうケリをつけるのか興味津々ではある。
【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-02-02 22:59:22)(良:1票)
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