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《ネタバレ》 映画作りに熱中している少年グループは適材適所というかキャラが揃っていて、それぞれが「あ~いたいた、こんな奴」って見た目と性格をしてて微笑ましかったです。ただ作品としては中途半端にしか感じなかった。エイリアンは何年も閉じ込められ実験されて鬱憤が溜まっていたんだろうけど、人を襲って殺したり、さらって食べちゃってるような同情の余地なしな生物。主人公の少年はそんなエイリアンと心を通わせたのか笑顔で見送り、4か月前に事故で亡くした母親の形見をすんなり手放してしまうあたりのベタベタな演出は鼻についたな。『ET』+『スタンド・バイ・ミー』的なモノを狙ったんだろうけど、ほとんどの演出に唐突感があるので感動も感情移入するところもなく見事に肩透かし。スリーマイル島、先生の最後の言葉、事故現場に残されたフィルムケースだのと伏線も全くスルーしてるし、派手な爆破やVFXがなければ70年代の作品といわれても分らないかもしれない、深く考えたら負けのお気楽映画でした。前半の事故までの流れは良かったんだけどなぁ。 タイトルはコダックの8mmカメラ用のフィルム規格だそうで、それを使って色々と撮っていた人には感慨深かったのかもしれませんね。
【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 3点(2011-06-27 22:05:34)
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