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《ネタバレ》 独特なCGを入れてきた前二作とは違い、城や雪の白と鎧の漆黒のコントラストが幻想的で美しい今作。忠臣蔵がベースになってはいるものの、国際的なキャストを入れているので無国籍中世時代の架空の国っぷりがよく出ている。まあここまで話を聞くと『47RONIN』の悪夢が蘇りましたが、君主の名誉を晴らすために腐敗政治に立ち向かう騎士たちの全てをかけて挑む姿は重厚な美術と音楽も相まって見応えありましたね。PV出身の紀里谷和明監督だけあってビジュアルは凝っていて荘厳さがありました。気位の高い騎士っぷりをみせたライデン隊長のクライヴ・オーウェン、悪徳大臣の懐刀的な側近ながらこれまた武士道の精神を持っているイトー役の伊原剛志はカッコ良かったです。この種の滅びを美しく感じるのは日本人だけなのかな。
【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-11-22 23:46:18)
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