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《ネタバレ》 たけし主演となってますが作家役の西島が主役ですね。なんでこんなトコに気を使ったのか分からないな。 リゾートホテルに滞在する作家夫婦とプールサイドで見かけた異様な雰囲気の年の差カップル。カップルに興味を持った作家は徐々に自分を見失っていく。たけしは全てを見据えているような怪物性と狂気を見せ、西島秀俊は魅了され翻弄され不安定になる作家を好演し、小山田サユリはスランプ作家な夫を支えている強い妻を好演していた。忽那汐里は幼児性というか少女を感じさせる若い子として欲しかったんだろうな、と思ったけど合ってない気がしたな。 現実と妄想を織り交ぜながら進む構成となっていて、どれが現実でどれが妄想なのか判別しづらく観客にゆだねる作り。これだけモヤモヤだと「これはそもそも全てが作家の新作なのかな?」とか「スランプ作家の旦那を発奮させるために嫁が仕組んだら妙な方向へ行っちゃったのかな?」とか登場人物の目線でいろいろ想像できますね。まあ雰囲気は良かった。こういうアートな作風は海外でウケるんだろうな。
【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 6点(2016-02-28 19:01:03)
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