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レビュー情報
《ネタバレ》 怪我のせいで引退し荒んだ生活を送っている元天才タップダンサーが才能ある若手ダンサーと出会いタップダンスの情熱を取り戻していく。ジャンルは違えどやり尽くされた感のあるベタなお話かな。ダンスシーンは見られるものの事情を抱えている主要メンバーそれぞれの背景を多く入れているので133分と長くテンポも悪い。それでいてほぼ全員の描写も掘り下げも甘いため中途半端で消化不良になっている。メイン格のMAKOTO関係や自閉症のJUNの靴のエピソードなんかは雑で投げっぱなしすぎてモヤモヤした。終盤のTHE TOPSで行われるダンスショウは構成も上手く迫力があったし劇場スタッフの人々を含め面白いキャラが多かったのでそこら辺が残念。水谷豊は念願の企画で初監督作なので色々と思い描くシーンを入れたくなったとは思うが、演出面を含めもうちょっと精査し削ったり補足したりした方が良かった気がする。
【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 5点(2017-06-22 21:46:52)
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