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《ネタバレ》 おはよう・またね・バイバイ・さよなら・おやすみ・・・日常的な挨拶が、妙に心地良く聞こえてくる映画でした。将来への不安や、周りと比較した時の劣等感など、今考えると、中学生くらいの時から影のように常に後ろにつきまとってくるんですよね。それまではただひたすらに楽しんで無邪気に暮してたのにね。聖司がバイオリンを弾き、雫が歌い、そこに3人のおじいさんが加わって音楽を楽しむシーンには、そういった不安や劣等感、また性差や年齢差も無く、ただただ楽しそうでいて、とても好きなシーンです。自分自身を確認し、成長していくピュアな雫を見てると、感動してしまい泣けてくるんですが、でも鑑賞後はスッキリしてて何だか勇気づけられたような感じでした。
【VNTS】さん [DVD(邦画)] 10点(2009-12-01 19:54:09)
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