| 作品情報
レビュー情報
この映画を知ったきっかけは、ソフィア・コッポラ監督の作品だからということではなく、エールが音楽の総指揮をやっていたことで知りました。公開当時、映画の内容は軽く知っていただけで興味が無く、当時モンドやラウンジ系の音楽に興味があって良く聞いていたので、エールのサントラを買って聞いていただけでした。でも正直このサントラはあんまり良い出来とは思っていませんでした。最近たまたまテレビ欄の深夜枠に載っていたので見てみたら、なんとコッポラの作品だと知って吃驚。しかも映画を見てみると、映像と音楽が実にマッチしていました。なんて気持ちがいいんだろう。感心しました。感想としては、少年を幼く見せているので少女達が大人びて色っぽく見えていて、甘美な雰囲気がかなり良いです。何の変哲も無いシーンでも巨匠のセンスが光ってます。隠れて飲酒喫煙したり男の子と遊んだりという甘酸っぱさは良かったのですが、そのギリギリの美味しいポジションから一歩越えてしまい大人な関係を結んでしまうのが余計に感じました。そこを越えずにラストを迎えたら、あの姉妹の美貌やカリスマ性見たいなもののインパクトが強く感じれたと思います。久しぶりにサントラひっぱりだして聞いてみようかな。
【VNTS】さん 6点(2004-02-24 21:39:24)
VNTS さんの 最近のクチコミ・感想
|