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私が初めてスティーヴン・キングの作品に触れた映画です。子供の頃に見た時は、生から死、死から生への恐怖と、その自然の摂理に反した現象に対する好奇心のようなものが強かったけど、歳をとってから見ると、何だか泣きの映画を見たような後味でした。笑えるホラーは多々あれど、泣けるホラーは結構貴重です。死を受け入れることの辛さ、難しさがス~っと伝わってくる感じ。ただ、終盤に坊やがチャッキー化するのはどうかと。チャッキー前とチャッキー後では映画の雰囲気がまるで違います。チャイルドプレイは大好きなんで、チャッキー後も頭を切り替えて楽しめましたが。あと、エンディングテーマの音楽はどうかと思います。スティーヴン・キング氏の音楽活動については詳しくないので鋭いつっこみはできませんが・・・。でも、ホラーメーカーとしての才能はさすがで、色々バッシングも多いとは思いますが、私は尊敬します。サイキックといえるような、超能力や超常現象の類に、人間の愛やら命やらを織り交ぜる作風は、職人技です。
【VNTS】さん 7点(2004-04-21 03:13:00)(良:1票)
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