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《ネタバレ》 仲間、生死の意味、縦と横のつながり、対立しあうグループのプライド。青春群像劇として極めて高い完成度を誇っています。出来れば十代の時に観ておきたかった作品です。マットディロン、ダイアンレイン、ロブロウにトムクルーズ。沢山の若者がこの映画をきっかけにスターになりましたが、やはりこれは俳優より内容という感じがしました。今の世の中、人と人の繋がりが希薄になって友情という言葉さえ意味が分かりづらくなっていますが、この映画で仲間の大切さを改めて感じました。
グリースの火傷で死んでしまう彼が話す言葉が印象的でした。 「人を助けても自分が死んでしまったらどうにもならないと言うが、俺は助けて良かったと思っている。子供は『黄金』であり未来があるからだ。」 仲間を助ける為に人殺しをしてしまった少年が、今度は自分の命と引き換えに子供を助けた。しかもこんな言葉を残したと言う所に重みを感じるのです。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 7点(2004-09-22 18:20:28)
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